子どもの疾病と食生活 ~糖尿病~

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糖尿病には1型と2型があります。

食事の過剰摂取や運動不足などによって生じる糖尿病が2型

生まれつきの免疫異常などによって生じる糖尿病が1型です。

子どもの場合、多くが1型です

1型糖尿病の子供の場合、成長期にあるため健常な子供と同じ程度のエネルギー量や栄養素を必要とします。

タンパク質については、良質の動物性蛋白質を、

脂質については不飽和脂肪酸が多く含まれた植物性脂肪を中心にするなど、

栄養素の質に注意してください。

そして、適度な運動をして肥満になることを避ける様にしましょう

2型糖尿病では、肥満の子供に対しては、摂取エネルギー量を適正にするため、

糖質、タンパク質、脂質をそれぞれ健常な子供よりも少な目にします。

 

子どもの疾病と食生活 ~ネフローゼ症候群~

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ネフローゼ症候群は、腎臓の毛細血管にある網目状の部分が破壊されてタンパク質が漏れ出し、高度の蛋白尿と浮腫がみられるようになります。

このため、血液中のタンパク質が大量に失われますが、治療に用いられるステロイド剤の作用によって血液中のタンパク質量が正常になるため、タンパク質を通常より多く摂取する必要はありません。

脂質については、脂質異常症が起こることがあるため、低脂肪食とします。

また、浮腫に対しては水分と塩分の制限を行います。

急性腎炎と同じように、病状によって制限の内容に注意することが必要です。

ネフローゼ症候群は、治療に長い時間を要するとともに再発しやすい疾病です。

 

子どもの疾病と食生活 ~急性腎炎~

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急性腎炎では、蛋白尿、血尿、浮腫(むくみ)、血圧上昇、乏尿(尿の排泄量が極端に少ないこと)などの症状が見られます。

これは腎臓の濾過機能の低下により、血液中のタンパク質の大部分が尿中に排出されることや、ナトリウムが排泄されずにチア内に貯留することなどが原因となって起こる症状です。

このような状態になったときには、腎臓の負担を減らすためにタンパク質が代謝される際にできる老廃物が体内にたまらないようにタンパク質を制限し、体内のナトリウムの量を増やさないように塩分を制限します。また、浮腫や乏尿がみられる場合には、水分の制限も行われます。

ただし、病状によって症状が変化するため、その時期によって制限される内容も変わることに注意しなければなりません。

 

子どもの疾病と食生活

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子どもは抵抗力が弱いため感染症にかかりやすいです。

かかると重症になるケースが多く、全身症状を起こしやすいという特徴があります。

発熱や下痢、嘔吐などの消化器症状、風邪やインフルエンザ、肺炎などによる呼吸器疾患など症状はさまざまです。

食事が原因で起こる食中毒にも注意が必要です。

また、脱水症状も起こしやすく、下痢や発熱のときなどには水分補給も重要になります。

 

 

アレルギー物質表示について

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アレルギー物質を含む食品について表示する制度が、

2002(平成14年)年から実施されています。

義務表示と奨励表示があります。次のようになっています。

義務表示は7品目です。

義務表示・・・穀類(小麦、そば)、豆類(落花生)、畜産物(卵、牛乳)、海産物(えび、かに)

奨励表示は18品目です。

奨励表示・・・豆類(大豆)、果実類(もも、りんご、キウイフルーツ、オレンジ、バナナ)、そのほかの農産物(まつたけ、やまいも、くるみ)、海産物(さば、さけ、いくら、あわび、いか)、畜産物(牛肉、豚肉、鶏肉)、そのほか(ゼラチン)