必須アミノ酸について

前回、必須アミノ酸という単語がでてきました。

必須アミノ酸とは、体タンパク質を構成するために必要なものの、体内では合成されないため食物から摂取しなくてはならないもののことを言います。

ロイシン、イソロイシン、バリン、リシン(リジン)、トレオニン(スレオニン)、フェニルアラニン(+チロシン)、メチオニン(+シスチン)、トリプトファン、ヒスチジンの9種類があります。

必須アミノ酸を多く含む食品としては、肉や魚、牛乳、卵などの動物性食品があげられます。また、植物性蛋白質を摂取したときに、動物性蛋白質を一緒に摂取すると、タンパク質の効果が高まります。これをアミノ酸の補足効果と言います。

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ナイアシン

聞き慣れない栄養素かもしれませんが、ナイアシンも水溶性ビタミンの一種。

体内の補酵素の主成分として、糖質、脂質、タンパク質の代謝に関係しています。

また、皮膚や粘膜の保護、消化機能の維持などのはたらきもあります。

欠乏すると、ペラグラ、口舌炎、胃腸病、皮膚炎などが、過剰になると消化器障害、肝臓障害などが起こります。

レバー、肉、豆類、緑黄色野菜などに多く含まれ、体内では必須アミノ酸のトリプトファンから合成されます。

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ビタミンC

ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれます。

コラーゲンを体内で生成し、血管や歯、軟骨、結合組織を維持するはたらきがあります。

また、体内の酸化・還元反応に関係し、抗酸化剤として働きます。

鉄の吸収率を高め、細菌感染に対する抵抗力を高めるはたらきもあります。

欠乏すると壊血病(乳幼児の場合はメルレル・バロウ病)、皮下出血、骨折、倦怠感、筋肉痛などが起こります。

メルレル・バロウ病というのは、生後6カ月から2歳くらいまでに発症し、消化器障害、骨格形成障害、皮下出血、血尿、血便などがでる病気のことです。

野菜、イモ類、果物、緑茶などに多く含まれています。

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ビタミンB12

ビタミンB12はコバラミンとも言われます。

アミノ酸、タンパク質、核酸(細胞内に存在し、遺伝、タンパク質合成に関わります)、赤血球の生成に関係しています。

吸収するためには、胃酸が必要となります。

欠乏すると悪性貧血、倦怠感、疲労感などが起こります。

魚介類、レバーなどに多く含まれています。

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ビタミンB6

ビタミンB6はピリドキシンとも言います。

体内でのアミノ酸のはたらきに関係しています。

欠乏すると皮膚炎、口内炎、貧血、湿疹、免疫力低下などが起こります。

魚、レバー、肉などに多く含まれていますが、腸内細菌によっても供給されます。

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